CCT2010 CT Skill up Seminar

イメージングは Complex PCI を成功させる一つのキーポイントです。

本セッションでは CTO・石灰化病変・分枝部病変などの複雑病変における PCI において IVUS, CT, OCT をいかに使うかについて示します。

今までも使っている IVUS をさらに有効に使う方法、新しいイメージングとしての CT・OCT をいかに Complex PCI に使う方法、を是非習得して日々の症例に活かしていただきたいと思います。

コースディレクター：

角辻 暁（大阪大学／野崎・名古屋・大垣徳洲会病院）

内容：

64列 MDCT の普及に伴い、冠動脈診断において心臓 CT は不可欠な検査として地位を確立しつつあります。256/320列および dual source CT も使用可能となりさらに可能性も拡大していくでしょう。今や CT が冠動脈疾患の検出ツールにとどまらず PCI のストラテジーを構築する画像情報となっていることは御承知の通りです。ただし、われわれ冠動脈インターベンショナリストが自ら画像解析をしなければ、真に有効利用することはできません。したがって、この心臓 CT を使いこなす能力は今後必須となるといっても過言ではありません。本コースでは Sliding Slab MIP 法を用いた冠動脈診断を御紹介します。昨年に引き続き皆さんを心臓 CT の世界へご招待します。今年は解析ソフトを4社から選択できるようにしました。それに伴い機種によっては希望者が多数となる可能性がありますのでお早めにお申し込み下さい。

また、ご自身の施設で撮影された CT データを御持参いただければ講習の空き時間に、各社の解析ソフトを使って画像解析をすることができます。われわれがフルサポートいたします。データは再構成をおこなった最適フェーズ axial 画像を DICOM データでお持ち下さい。ご不明の場合はCTメーカー担当者へご確認いただくことをお勧めいたします。

1. 会場大型スクリーンを使って講師が正常冠動脈、石灰化病変、閉塞病変等のCT画像の読み方・PCIへの応用法を講義します。
2. 講義後、各社のワークステーションを用い講義と同一画像で画像描出・PCI応用についてハンズオントレーニングを行います。

総論：

• Sliding Slab MIP 法の基礎
• 冠動脈のスクリーニング
• 冠動脈長軸・短軸画像評価

症例検討（解析ソフト別講習）：

• プラークの検出
• プラークの分布・質的評価
• 石灰化の評価
• ステント内評価
• CTOの評価

スケジュール：

協力企業：

GEヘルスケアジャパン株式会社 / 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン / ザイオソフト株式会社 / 株式会社エルクコーポレーション　テラリコン・インコーポレイテッド

参加申込：

事前申し込み制です。下記申し込みフォームよりお申し込み下さい。

お申し込み時には、参加希望セッションとハンズオントレーニングを希望するワークステーションを選択してください。

各セッションの定員は各社3名となります。定員になり次第締切とさせていただきますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

なお、当日会場に空席がございます場合には、ご参加いただくことが可能です。

Training Center を受講するには CCT2010 への参加登録が必要となりますので、予めご了承ください。

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