result of enquete

10月22日のモーニングセッション「この国の心臓外科医療の“質”を考える」、ランチタイムブレイクアウトセッション「Defenslve Medicine」のセッション中にアンケートをとりました。

Course Objectives
CCT Surgicalとは心臓手術の専門家の相互学習、情報交換のため開催される集会です。 心臓手術の専門家は心臓外科医であります。 しかし、わが国の心臓外科医は欧米東南アジア諸国の心臓外科医と同様に、一般社会からの真の尊敬を集めているでしょうか? 心臓手術の専門家とは一般の社会が要求する、ある一定の水準の技能や人間性、知識を兼ね備えた人物でなければなりません。 しかし、残念なことに今までの日本には心臓手術の専門家を自称自認する人は数多くいても、その実態は大変に不透明であり、同業者同士の間でも事実が正確に伝わる環境にはなく、従って一般社会が実像を等身大で評価し、専門家としての尊敬を得ている人は稀なようです。 この不透明さはどうすれば解消できるでしょうか? 情報の開示と客観的な事実に基付く専門家同士の相互評価ができる環境がまず必要です。 その具体的な模索として、CCTではライブデモンストレーション手術を企画し、実行してきました。 これからもライブデモンストレーション手術は会の重要な開催実施項目です。 ライブデモンストレーション手術のよい点は、
  1. 抽象的な仮説を矮小な症例数で検討する茶番劇のようなこれまでの学会発表とは違う、偽りのないリアルな映像で実際の手術の方法が観察できる。また細かい手技についてもリアルタイムでその都度討論がなされ、意味合いが検証される。
  2. 手術中に生じるさまざまな想定外のできごとを術者はどう切り抜けて、一見なんでもなかったような手術として完成するか、トラブルシューティングについて観衆として体験できる。
  3. 手術が観衆やコメンテーターに評価されることにより、執刀医自身も手術の研鑽になる。
  4. 討論者、発言者は嘘をつけない。嘘をつくことに慣れ親しんだ人間がその場で排除される環境。

以上です。 また、CCTでは建設的な情報伝達手段としての、真の討論が、専門化同士の間で普通にかわされる環境を実現するよう、様々な試みを行います。 会場で参加するすべての人々が、一方的に情報を受け取るのではなく、自分の意見や経験を皆でシェアーできる効率的で公正な真の学術会議となるよう、これまでにない革新的な内容を企画しようと考えております。 さらに一般社会に開かれた、一般社会に評価される心臓外科医集団を目指して、一般社会へのプロモーション活動やメッセージの投射についても、実現して意向と考えています。以上の趣旨で外科系世話人の大川、米田、南淵が一致協力して立案、企画、運営、実施して行こうと考えております。 皆様の屈託のないご意見、ご指導を歓迎いたします。 CCT 2003 Surgicalへのご参加をお待ちしております。
南淵 明宏
e-mail:nabuchi@seiwa.or.jp

  CCT2003-Surgical Program


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