チーム医療の確立

虚血性心疾患の治療の進歩に伴い、1975年にPCIが開始、STENTおよびニューディバイスの出現、そして昨年はDESの出現とめまぐるしい変化と進歩を遂げてきた。DESの出現により急性期ばかりでなく慢性期までの知識も必要となっている。またCABGも体外循環下のCABGからOff Pumpによるバイパス術へと変化を遂げてきている。このような治療環境の変化に我々コ・メディカルスタッフがどのように対応しドクターとのコラボレーションをし、チーム医療の確立をしていくかということが大きなテーマとなってくる。このような状況の中、コ・メディカルの皆さんに求められているものは、基礎知識の再確認、新しい物の知識を取り入れることと、チーム医療の確立です。皆さんが違った立場、視点でドクターと共に治療に参加する事ができれば、より質の高い医療につながっていくと思われる。各病院の臨床の場においてチーム医療の確立が行われ、患者様にフィードバックされればと考える。