SHD

 Course Objective

皆さん、こんにちは。CCT2022 SHD コースの見どころを紹介させて下さい。

10月29日土曜日午前には、日本で初となる慶應義塾大学からの TAVI ライブを企画しました。日本人で最初の TAVI プロクターである林田健太郎が率いる慶應ハートチームから、現在使用することができるすべての TAVI 生体弁(SAPIEN 3、Evolut-PRO+、Navitor)を使用した TAVI ライブが中継されます。

さらに TAVI ライブ放映の間には、現在もっとも臨床現場での関心が高い、PCI after TAVI を、仙台厚生病院から多田憲生先生がオペレーターとしてライブ中継することになっております。「すべての TAVI 施設ハートチーム必見!という内容となっていると自負しております」とのメッセージを頂いており、当日の見どころなど大注目です。

また同日午後には、仙台厚生病院からオペレーターには遠田佑介先生が MitraClip を使用した僧帽弁治療(器質性 MR と機能性 MR)と中嶋正貴先生が WATCHMAN-FLX を使用した経皮的左心耳閉鎖治療のライブ放映を予定しております。宗久佳子先生、綿引愛美先生を中心としたエコーチームとの熱い議論から至適治療を一緒に検討しましょう。

Web 開催ということもありまして、すべてライブ中継を中心とした新しい挑戦企画になっております。一人でも多くの皆さんに視聴して頂けることを期待しておりますので、どうぞ、奮ってご参加下さいませ。

CCT2022 Structural Heart Diseases Course Directors
齋藤 滋(湘南鎌倉総合病院)
林田 健太郎(慶應義塾大学)
山本 真功(豊橋ハートセンター)

 Program


更新:2022.10.26

 SHD Live Case Transmission のご案内

“S3 TAVI”

10月29日(土)9:00-10:05

今回CCT2022でTAVIライブをさせていただくことになりました、慶應義塾大学ハートチームの林田健太郎です。これまで韓国、台湾などでは何度かTAVIライブをさせていただいたことはあるのですが、慶應から飛ばすのは初めてとなります。

当院の特色としては、麻酔科の加藤先生が手がけている局所麻酔+セデーションによる"MAC-TAVI"を全例で行なっていることです。下顎挙上デバイスをどのように使用しているか、またエコー班の先生方が経胸壁エコーをどのように行なっているかご覧ください。

またよりシンプルに手技を行う"streamlined procedure"を心がけています。ぜひ"lifetime management"を考えながら、Sapien 3ならではのシンプルな手技と局麻TAVIをご覧いただけたらと思います。

オペレーター 林田健太郎(慶應義塾大学)

“Evolut PCI after TAVI” & “Navitor CAG PCI / PCI after TAVI”

10月29日(土)10:05-10:50 & 11:55-12:40

今回のCCT2022では仙台からEvolutとNavitorのコロナリーアクセスライブをお届けします。昨今、難しいとされているTAVI後コロナリーアクセスですが、我々が提唱したEn face viewはその解決策となる画期的な方法です。En face viewには透視角度の作り方や、カテーテル操作の考え方など少しクセがありますが、実際にライブを一度ご覧になっていただければ、間違いなくみなさんもできるようになります。ご期待ください。

オペレーター 多田憲生(仙台厚⽣病院)

“Evolut TAVI”

10月29日(土)11:05-11:55

2例目は自己拡張型弁のEvolutとなります。やはりEvolutのアドバンテージはLVOT石灰化症例に対する安全性と狭小弁輪に対する良好な血行動態になるかと思います。どのような症例になるかはまだ確定していませんが、こちらも局麻TAVIの症例になりますので、ぜひご覧ください。

オペレーター 林田健太郎(慶應義塾大学)

“Navitor TAVI”

10月29日(土)12:55-13:45

2つ目の自己拡張型弁として今年より登場したNavitor弁ですが、非常に良好な血管アクセスと血行動態が魅力的なデバイスです。現在徐々に使用可能な施設が拡大していると思います。留置方法はEvolutとはかなり違っておりますので、そちらも学んでいただけるかと思います。

オペレーター 林田健太郎(慶應義塾大学)

“MitraClip DMR” & “MitraClip FMR”

10月29日(土) 14:00-15:00 & 16:10-17:20

MitraClip Live demonstrationの役割をいただきました仙台厚生病院の遠田佑介と申します。 今回は、DMR、FMRの2症例を行います。 MitraClipは、エコー医が創り出した画像(術野)で、インターベンション医がその術野をもとにカテーテル操作を行います。エコー医とインターベンション医どちらの技術が欠けてもできず、また相互のコミュニケーションが重要な手技です。今回のLive demonstrationでは、我々が術前にどこまで突き詰めてStrategyを立てているのか、また術中にどのようなやりとりをしながらMitraClipを行うのか、ハートチームの”掛け合い”をご覧いただきます。 本LiveでのStrategyや術中でのエコー・インターベンションの工夫が、これからMitraClipを行う施設や次のステップへ進む施設へのお役に立てれば幸いです。座長やコメンテーター、視聴者の皆様よりご指導いただきながら、進めていきたいと思います。よろしくお願いします。

オペレーター 遠田佑介(仙台厚生病院)

“WATCHMAN FLX™ / LAAC-High Risk Anatomy”

10月29日(土)15:00-16:10

この度仙台厚生病院より経皮的左心耳閉鎖術(LAAO)のLive demonstration実施の機会を頂きました。Watchman FLXが使用可能となり1年以上が経過し、幅広い解剖の左心耳に対するLAAOが安全に実施可能となって参りました。本セッションでは、当院で普段行っている治療の実際を供覧させて頂きます。術前評価と治療戦略、手技と術中の評価をリアルタイムでお届けさせていただき、エキスパートの先生方とディスカッションをしたいと考えております。本治療の更なる理解と普及の一助となる実りある機会となるよう鋭意準備を進めて参ります。仙台より皆様のご参加を心よりお待ちしております。

オペレーター 中嶋正貴(仙台厚⽣病院)

“MitraClip DMR” & “MitraClip FMR”

10月29日(土) 14:00-15:00 & 16:10-17:20

“WATCHMAN FLX™ / LAAC-High Risk Anatomy”

10月29日(土)15:00-16:10

皆様こんにちは。このたびCCT2022のMitraClip liveならびにLAAC liveを、仙台厚⽣病院で担当させて頂くこととなりました。当⽇はDMRとFMRのMitraClip liveの間にLAAC Live をお送りする予定です。1 時間刻みのスケジュールで、3 時間に3 件のlive を⾏いますが、飽きる事なく、かつ余す事なく普段の仙台厚⽣病院の治療をお送り出来ればと考えております。エコーに関しましては各施設で様々な⽅法があるかと思います。当院では解剖を重視しており、術者と多くのdiscussionを⾏いながら治療をすすめております。そのような雰囲気もお伝え出来ればと思います。また、近年多くの施設が治療可能となってきており、新規施設の先⽣⽅の⼀助にもなれば幸いです。よろしくお願い致します。

エコーコメンテーター 宗久佳子(仙台厚⽣病院)

 SHD Course Directors

齋藤 滋
(湘南鎌倉総合病院)

林田 健太郎
(慶應義塾大学)

山本 真功
(豊橋ハートセンター)

 SHD Course Co-Directors

白井 伸一
(小倉記念病院)

原 英彦
(東邦大学医療センター大橋病院)

山中 太
(湘南鎌倉総合病院)

渡辺 弘之
(東京ベイ・浦安市川医療センター)

渡邊 雄介
(帝京大学)

 SHD Japanese Faculty

阿佐美 匡彦
(三井記念病院)

天木 誠
(国立循環器病研究センター)

石津 賢一
(小倉記念病院)

泉 佑樹
(榊原記念病院)

出雲 昌樹
(聖マリアンナ医科大学)

磯谷 彰宏
(小倉記念病院)

猪原 拓
(慶應義塾大学)

上野 博志
(富山大学)

遠田 佑介
(仙台厚生病院)

大野 洋平
(東海大学医学部付属病院)

岡崎 真也
(順天堂大学医学部附属順天堂医院)

岡松 秀治
(済生会熊本病院心臓血管センター)

奥山 和明
(聖マリアンナ医科大学)

落合 智紀
(湘南鎌倉総合病院)

加賀瀬 藍
(名古屋ハートセンター)

片岡 明久
(帝京大学医学部附属病院)

上岡 智彦
(東海大学)

久保 俊介
(倉敷中央病院)

桒田 真吾
(聖マリアンナ医科大学)

兒玉 和久
(済生会熊本病院心臓血管センター)

佐地 真育
(東邦大学医療センター大森病院)

宍戸 晃基
(湘南鎌倉総合病院)

島村 和男
(大阪大学大学院医学系研究科)

志水 秀行
(慶應義塾大学)

志村 徹郎
(岐阜ハートセンター)

鈴山 寛人
(済生会熊本病院)

髙木 健督
(国立循環器病研究センター)

多田 憲生
(仙台厚生病院)

谷 友之
(札幌東徳洲会病院)

徳田 尊洋
(名古屋ハートセンター)

中嶋 正貴
(仙台厚生病院)

中島 祥文
(岩手医科大学附属病院)

長沼 亨
(新東京病院)

西岡 健司
(広島市立広島市民病院)

仁科 秀崇
(筑波メディカルセンター病院)

野口 将彦
(東京ベイ・浦安市川医療センター)

八戸 大輔
(札幌ハートセンター)

林 昌臣
(小倉記念病院)

日置 紘文
(帝京大学医学部)

福 康志
(倉敷中央病院)

棒田 浩基
(札幌東徳洲会病院)

丸尾 健
(倉敷中央病院)

水谷 一輝
(近畿大学)

水野 真吾
(湘南鎌倉総合病院)

宗久 佳子
(仙台厚生病院)

森山 典晃
(湘南鎌倉総合病院)

八島 史明
(済生会宇都宮病院)

山口 淳一
(東京女子医科大学)

山﨑 和正
(札幌東徳洲会病院)

山脇 理弘
(済生会横浜市東部病院)

綿引 愛美
(仙台厚生病院)

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TEL:+81-532-57-1275 / FAX:+81-532-52-2883 / E-mail: secretariat@cct.gr.jp / Find Us on