いよいよCCTの季節がやってきました。10月24日から26日の3日間にわたりインターベンションに関わるコメディカルの熱い祭典になることを期待しています。2019年は令和初めての開催です。名称がCCICの時代より我々コメディカルがインターベンションに関わり30年あまりが経ちました。新しいデバイスが続々と開発され、それに伴いコメディカルが必要性とされた、平成の30年であったと思います。新たな時代の令和ではさらにコメディカルが自発的に治療に参加できる環境を作りたいと願っています。プログラムの内容として、基礎に関しては普遍的にいつの時代にも共有できる内容とし、その中でも日進月歩で進化するデバイスのUp to dateを知る機会となると思います。ハンズオンセミナーも例年同様企画し、普段得ることのできない医師の実際の手技について触れることにより、治療全体を俯瞰した視野で持ちたいと考えています。

適応が拡大しているストラクチャーの企画では、ビデオライブを用いることにより治療の流れ全般を通じて学ぶことのできる企画を用意しています。また臨場感のあるライブ映像は京都桂病院の協力によりPeripheralおよびCoronaryそれぞれを放映いたします。ライブ映像を使ったディスカッションの醍醐味は双方向のやり取りと、予期しない出来事を自分なりに考え理由付する作業ができるよい機会だと思います。このCCT2019では机上では学べない学習と体験をして帰ってほしいと願っています。令和の時代で活躍する新たなコメディカルが育っていくことを願っています。

CCT2019 Co-medical 代表世話人　山口 敏和