Course Objectives

CCT2021のStructural Heart Diseases コースを10月29日(金)、30日(土)に開催します。金曜日は特別な competition セッション、土曜日はSHD ライブ治療を通じて最新トピック、日本の SHD 現状を網羅できるように企画いたしました。

金曜日夜は、本気の competition セッションです。まずは C-1 グランプリにおいて、治療中に起きた合併症からの bail out を共有します。発表は若手先生を中心にお願いしておりまして、各施設でこれは本当に良かったというものを厳選してもらっております。審査員は施設を代表するようなエキスパートで構成されており、まさに合併症という危機から脱出 No.1 を競い合います。引き続き、S-1 グランプリでは、本当にこの人たちが competition するの?といった日本を代表するような先生方に発表をお願いしました。通常の competition セッションを超えた頂上決戦を観戦できるかもしれません。審査する側も、審査される側も真価が問われる、ガチンコセッションになっております。全国の SHD interventionist、ここに集まれ!といった内容で、このめったにない機会をお見逃しなく!!

土曜日のセッションは、すべてライブを軸に展開します。午前からは湘南鎌倉病院からTAVIライブが予定されており、斎藤滋を中心としたハートチームが行う治療、間には名古屋ハートセンターより造影剤未使用(低減)の TAVI を放映する予定です。ライブに関する詳細は別途アナウンスがあると思いますが、コロナ禍であり施設見学も十分にできない昨今では貴重な機会となると思います。

ランチョンセミナーはCCT企画となりまして、PCI after TAVI セッションを予定しています。よくあるPCIセッションではなく、実際に PCI を施行したけど上手くいかなかった症例や、うまく行ったけど問題点の多かった症例をシェアすることを目的とします。最近ではうまくいった症例のプレゼンが多いのですが、うまく行かなかった症例をシェアすることこそ重要だと考えます。発表30分、質疑と議論に30分の時間を準備しており、視聴して頂く皆さんの疑問を解決してくれると期待しております。

午後は、左心耳閉鎖治療のライブを予定します。WATCHMAN-FLX の登場によりこれまで抱えていた問題を解決してくれることが期待されています。午後の後半には、帝京大学より MitraClip のライブが予定されております。帝京チームではデバイスタイムが10分くらいという驚異的なスピードで行われるようですが、安全で確実な成績を維持しています。皆さん最後まで楽しんでいただける、そして明日からの診療に役立つようなセッションになることをお約束します。

CCT2021 Structural Heart Diseases Course Directors
齋藤   滋
林田 健太郎
山本  真功

CCT Administration Office
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